TERUMI HAGIWARA OFFICIAL BLOG
「CROWN BAR」 in Paris

パリで話題の店「クラウンバー」に行ってきました。一世紀以上前からある老舗「クラウンバー」の内装そのままで2014年リニューアルオープンしたビストロです。その時シェフに起用されたのが渥美創太さん、星付きレストランで修行を積んだ後の抜擢でした。バーの奥に並ぶ椅子席の脇に小さな厨房があり渥美さんと日本人スタッフ二人で腕をふるっています。軽い前菜からしっかりとした肉料理まで、大勢でワイワイいただけるお店です。

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写真上、テーブルの引き出しにフォーク&ナイフセットが入っています。

お皿は、3種類のトマトのサラダ。

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写真左、ハモン。右はおすすめ鴨肉のパイ包みです。

風はらむドレス by Noir Kei Ninomiya コム デ ギャルソン

Noir Kei ninomiya がまた新しい手技を駆使したコレクションを発表しました。ジャバラのように手で畳んだシフォンをつなげる量感ドレス。細いテープをくるくると花びらのように形どりアプリケしたドレス。至近距離30センチでため息の出る繊細な仕事と美しさに魅了されました。「コレクションの時にパリで着たいけれど、トランクに入れるのが大変そう」と言うと「プチプチのように大切なもの、包んで持って来てください」とデザイナーの二宮さん。いえいえ、大切なドレスを運ぶためプチプチに包みたいです。毎シーズン、こんなドレス見たことなかった、着てみたい!と思わせるお気に入りブランドです。

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"GUCCY" ホームコレクション

18SSはグッチホームコレクションがずらりと揃います。ギフトアイテムにもなりそう…。私のお気に入りは蝉のお香立てです。

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"GUCCY"  by アレッサンドロ・ミケーレ

18SSミラノコレクション、初日はグッチです。インビテーションはブリキの缶が送られてきて”GUCCY”と書かれています。クッキーでも入っているのかと思いきや、キャンドルでした。シート番号が蓋に取り付けてあるので缶を持って会場へ。会場内はフィレンツェの彫刻が、所狭しと置かれています。コレクションは青やピンクのライトで服自体は、はっきり見えませんが”GUCCY"=グッチらしさ、勢いは感じました。それで良いのだそうです。プレスリリースは相変わらず、哲学的なことが書かれていてさっぱりわかりません。ただ展示会やお店に行くと”ファッションは楽しい”と思う作品がいっぱい。クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレの想像と現実を結びつける力が、ただものではないことだけは感じます。

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春爛漫ー花満開のソフィア・ウェブスター in London

ロンドンのソフィア・ウェブスターはいつも奇をてらったプレゼンテーションが楽しい靴、バッグのブランドです。でも今回は自然光が入るただの白い建物で見せました。テーマは「フラワー」です。繊細な和花のような花の中でモデルたちが可憐に佇みます。続くミラノ、パリコレクションでも花モチーフはたくさん登場しました。来年春、ファッションは満開になりそうです。

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[バーバリーのPVCコート] 気になる!コレクションアイテム

2018SSロンドンコレクションです。バーバリーセプテンバーコレクションと名付けた”See now, Buy now”今から2月まで店頭に並ぶ商品を発表しました。今シーズンはカラフルでポップなレイヤードスタイルです。英国らしいアーガイルのソックス、カラフルで大胆なタータンチェックのバッグも登場します。クリストファー・ベイリーの今シーズンのテーマは「ブリティッシュ・フォトグラファー」英国の日常写真からイメージしたアイテムをリアルにモダンにデザインしています。気になるアイテムがカラフルなPVCコートです。中のレイヤードを透かし出し、オールシーズン着ることができ人気を呼びそうです。コレクションを見た後、気付きました。インビテーションも透明ピンクの封筒に入って、中の写真を透かしていたことを…。http://fashionpost.jp/fashion/fashion-collection/114565

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写真右、ショー会場に飾られたビニールコートを着たおじさんのドキュメンタリー写真

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写真右、会場に飾られた写真の1枚が透けるピンクの封筒に入って届いた招待状

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「母のタンス、娘のセンス」 着継ぐことの愛おしさ

今、発売されている「きものサロン」秋冬号の”母のタンス、娘のセンス”という特集に祖母から受け継いだ着物を着て出ています。着物に興味を持ち始めたのも、着継いでゆくものの愛おしさを大切にしたかったからです。そうするべきものと出会うことがうれしい。この梅の着物に合わせて、同じグリンの無地の帯を探し刺しゅうを入れてもらいました。エルメスのかんざし2本挿し、ラストダンスのメノウの指輪をしています。奥深いグリンのマット仕上げに一目惚れ。職人の手仕事によるシェイプが優しく、日常使いのリングとしてお気に入りです。華美すぎずに存在感があるこの指輪も大切に継いでゆくものになりそうです。

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「愛を綴る女」 by ニコール・ガルシア

マリオン・コティヤール主演「愛を綴る女」の試写会に行きました。いつもクールで美しい愛され役が多いマリオンですが、この映画では盲目的に自分が愛する男性を求めていきます。舞台は1950年代のフランス、プロヴァンス地方。時代背景は、女性にとって安定した家庭を築くことこそが幸せ、と思われていた頃です。マリオン演じるガブリエルは地元教師に一方的かつ妄想的な恋をして破れます。親の勧めで愛のない結婚をしますがその後、運命的な男性との出会いが…。妄想と言うより、誰もが持っているロマンティックな憧れの愛を情熱的に官能的に追い求めるのです。監督は女優でもあるニコール・ガルシアです。女性の秘めた気持ちに共感をそそる映画ですが、あの純粋さと情熱はすごい!10月7日(土)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町

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© (2016) Les Productions du Trésor - Studiocanal - France 3 Cinéma - Lunanime - Pauline's Angel - My Unity Production

「AERIFORM」 by IRIS VAN HERPEN

イリス・ヴァン・ヘーペンはテキスタイルにこだわった儚げなドレスが得意なデザイナーです。オートクチュールで発表されたコレクションのテーマは”AERIFORM”です。デンマークのアーティスト集団Between Musicの演奏の中、発表しました。真っ暗な会場に置かれた4つの大きなボックスはショースタートと同時にカバーを外されました。なんと水槽の中でイリスのドレスを着たミュージシャンたちが水中で演奏をしています。その周りをオーガンディに細いレザーテープを重ねたエアリードレスのモデルが歩きます。今までよりぐっと軽くリアルなドレスが並びました。水と空気のコントラストが会場を幻想的な世界に包み込んでいました。

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写真上、ショー終了後、顔を出して話してくれました。

「フライング・クラウド」号 シャネルのクルーズライフ

CHANELの新作ハイジュエリーは1920年、ガブリエル・シャネルウエストミンスター公爵とのクルーズライフをイメージしたコレクションが並びました。ボーダーシャツにセーラーパンツを合わせ浜辺に立つガブリエルの写真は有名ですが、ジュエリーにもボーダーがたくさん登場しました。パールやダイヤにブルーサファイアでラインを入れます。ダイヤで水の弾けるスプラッシュを表現したり、パールやビーズで船のロープやセーラー服のブレードを編んでいます。カシミアニットにさりげなくロングネックレスを合わせる。セレブならではの冬のクルーザースタイル、素敵です。

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PROFILE
萩原輝美
ファッション・ディレクター


毎シーズン、ミラノ、パリなど世界のデザイナーコレクションを取材。ファッション雑誌に記事、コラムを寄稿する。大学、専門学校の各種セミナー講師、デザインコンテスト審査員を務める。エレガンスをリアルに落とし込むファッション提案に定評があり、セレクトショップのプロデュースも手がける。最近は着物にも関心を広げ、ファッションと同じように日常にとり入れる企画、提案をしている。趣味は乗馬。


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